寒い日に作りたい、体を温める食材を使ったお手軽坦々スープレシピです。
調理時間 10分
266kcal / 1人前
材料
【2人前】
*合わせ調味料

作り方
Step 01
にらは5cmほどの長さに、豆腐は一口大に切る。
Step 02
合わせ調味料(みそ、しょうゆ、鶏がらスープの素、水)をボウルに入れて、混ぜ合わせる。
Step 03
鍋にごま油、おろしにんにく、おろし生姜、豆板醤を入れて、火をつける。香りがたったら、鶏ひき肉を入れて中火で火が通るまで炒める。
- Point
- 鶏のひき肉がない場合は、他のひき肉でもたんぱく質やビタミンB群が摂れ、美味しいです。
Step 04
③に②の合わせ調味料を加え、①で切った豆腐とにら、いりごま、もやしを入れ、2~3分ほど煮る。
- Point
- 温熱性の食材である玉ねぎを加えると甘みがでてまろやかな味になります。
Step 05
豆乳を入れ、ひと煮立ちしたら、器に取り分けて、酢、ラー油を加え、味を調えたらできあがり。
レシピ解説
食事でできる寒さ対策を取り入れましょう。
体温を一定に保つためには、体で熱を生み出し、体の隅々までその熱を届ける必要があります。効率良く熱を生み出し届けるには、「代謝」、「筋肉」、「血液」の動きが重要です。また、薬膳には、体を温める「温熱性」と冷やす効果がある「寒涼性」の食材があると考えられています。食事での寒さ対策には、代謝、筋肉、血流の働きを助ける栄養素かつ、温熱性の食材を取り入れ、寒冷性の食材を食べ過ぎないようにすることがおすすめです。
【温熱性の主な食材】鶏肉、しょうが、酢、唐辛子、にら、みかんなど
【寒涼性の主な食材】きゅうり、セロリ、なす、トマト、れんこん、バナナなど
取り入れたい食材と成分
【鶏肉】 たんぱく質、ビタミンB2、ビタミンB6
温熱性の食材。たんぱく質が豊富で、筋肉を強化する作用が期待できるアルギニンも含みます。また、筋肉の材料となるたんぱく質、代謝に関わるビタミンB群も含まれています。
【しょうが】 ショウガオール
温熱性の食材。辛味成分であるジンゲロールは、加熱することによって体内で熱をつくりだすショウガオールに変化します。体を芯から温める作用があり、冷えの改善に効果が期待できます。
【酢】 酢酸、クエン酸、アミノ酸
温熱性の食材。酢酸やクエン酸、アミノ酸などを含みます。血液をサラサラにし、血流を促すことで、冷えの改善効果が期待できます。食後の血糖値の上昇をゆるやかにする効果や、高血圧予防効果などもあります。